総合課税

住宅を売却することになりました。

父が祖父の住んでいた住宅を売却することになりました。
不動産を売却すれば所得税が発生してきます。

 

そこで、不動産売却に掛かってくる所得税について調べてみることになりました。
まず分かったのは、所得税という税金の計算方法のややこしさです。

 

ややこしくなるのは、所得税が、所得を10種類に分けて計算するためです。
例えば、父はサラリーマンをしていますが、サラリーマンが会社からもらう給料から発生してくる所得は給与所得に当たります。

 

対して、個人事業をしている方について発生してくる所得は事業所得に当たります。
不動産の売却から発生してくる所得は譲渡所得です。

 

そして、10種類ある所得は、他の所得とまとめて税額が計算される総合課税の所得と、他の所得とは別に税額が計算される分離課税の所得とに分けられます。
給与所得と事業所得は前者、譲渡所得は後者に当たります。

 

税金について少し詳しい親戚の話では、法人税にはこのような考え方はないそうです。
初めて知った私たち親子は、税額を計算できるまで長い道のりになるなと思わされました。